~自閉症スペクトラム・中度知的障害を持つ息子の出生時の記録~ episode1

息子は病院と市区町村の機関でK式発達テストを二回行いましたが、まず初めに聞かれたのが出生時の事です

 

私は妊娠初期悪阻が酷く、常に船酔いのような状態で吐き戻し貧血もひどく立っているのがやっとでした。

右耳は聞こえなくなり(妊娠初期に稀にあるらしい)友達と遊ぶのが大好きだった自分が友達に会うのも鬱陶しくなり、日の光を嫌いカーテンを閉め一日の半分は布団で過ごす。元旦那のご飯を作り家事もしていました。

元旦那はその頃から私の作るご飯に文句を言うようになりました

「美味しくないからこれもう作らないで。」等の発言やフライパンを開けるや否やラーメン屋に行かれたこともあります。

思い返せば毎日人格を否定するような酷い言葉を浴びせられ、しまいには私の家族の悪口や実家の愛犬の事まで言うようになりました。

毎日ストレスは溜まりお腹の息子だけが私の生きる源でした

ストレスを溜めてはいけませんね💦

今でもこの頃のストレスが原因で息子は障害を背負ってしまったのではないかと思う時があります。早くに元旦那と離れ落ち着ける環境にいたなら結果は変わっていたのかなと後悔しかありません。

 

妊娠6か月には成人式にも参加しました。お腹があまり目立たなかったので何とか振袖も着ることが出来ました。

お友達皆、祝福してくれ私を囲んで写真を撮ってくれたり温かい言葉を掛けてくれました

出産前日、午後の3時頃いつものように買い物へ行くと持続的なお腹の痛みを感じましたがいつもの前駆陣痛だと思っていましたが次第に痛みは強くなり午後20時頃産院へ電話をし「入院の準備をし、直ぐに来てください。」と言われタクシーで産院へ向かいました。

直ぐに診察、子宮口は2センチでした

2センチから痛みが凄く助産師さんに「痛いのですが、これからもっと痛くなりますか?」と問うと助産師さんは「こんなものですよ」と答えました。

後から

死ぬほど痛いじゃないか嘘つき~~~!!

と思いましたね(笑)

22時を回ったところで痛みが加速し、泣いたり喚いたり忙しかったです。

人生で一番お腹を下した日でもありました💦

立ち合いは元旦那でしたが案の定痛がる私の横で寝ていました。完全に人選ミスです(笑)

 

 

episode2へ続く